伊藤忠エネクス、伊藤忠商事と比LPガス販売事業参画

M&A伊藤忠エネクスは13日、伊藤忠商事と共同でクリージアエナジーホールディングス（東京都港区）を設立し、フィリピンのLPガス販売事業に参画すると発表した。

伊藤忠商事が保有するフィリピンのLPガス販売事業会社IslaPetroleum＆GasCorporation（イスラペトロームアンドガスコーポレーション、IP＆G）の持ち分株式のをクリージアに譲渡し、フィリピンでのLPガス販売事業を強化する。

IP＆Gは2011年8月に伊藤忠商事が現地パートナーのIsla Petroleum＆Energy（イスラペトロームエナジー）と共に設立した合弁会社で、シェルフィリピンのLPガス事業を買収し自社ブランド「Solane」（スローン）を立ち上げ、LPガスの輸入から卸・小売り販売事業を展開している。

伊藤忠エネクスは、初の海外LPガス販売事業への参画で、今後、伊藤忠商事と共にアジアでのリテール展開も視野に取り組んでいく。

■クリージアエナジーホールディングス
所在地：東京都港区
設立：2016年4月
株主構成：伊藤忠商事60％、伊藤忠エネクス40％
事業内容：海外での石油・LPガス事業に関する株式の保有、売買、そのほかの投資