ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

郵船ロジ、カンボジア新拠点で低温小口混載配送

2016年7月21日 (木)

国際郵船ロジスティクスは21日、カンボジア法人の郵船ロジスティクス・カンボジアがプノンペン市内に同国最大級の冷蔵・冷凍機能付き多機能物流施設を新設して冷蔵・冷凍品の品質を維持しながら小口混載で配送するコールドチェーン体制を整えたと発表した。新拠点は8月1日から稼動する。

郵船ロジ、カンボジア新拠点で低温小口混載配送

カンボジアでは内需が拡大し、大型ショッピングモールの建設が相次いで予定されていることから、海外から輸入した一般消費財、冷蔵・冷凍品を倉庫に保管し、小売店や卸会社へ小口配送する需要が高まっている。

これまでも既存倉庫で輸入品の在庫管理、検品、流通加工などのロジスティクスサービスを提供してきたが、提供スペースに限りがあり、冷蔵・冷凍施設がなかったことから、高まる需要に対応しきれなかった。

そこで同社は既存倉庫を移設し、8月1日から冷蔵・冷凍機能を備える新拠点を稼働させ、収容能力も既存倉庫の2倍に拡充。冷蔵・冷凍施設エリアの120立方メートルを活用し、付加価値の高いロジスティクスサービスを展開する。

また、保冷ボックスを活用することで、カンボジア初となる新施設を起点とした冷凍・冷蔵品の小口混載配送サービスをプノンペン市内の顧客に週末を除く毎日提供する。これにより、新施設で保管、流通加工、納入先まで品質を維持して配送するコールドチェーン体制が整った。

■新規施設の概要
倉庫面積:3000平方メートル(うち冷蔵・冷凍エリア120立方メートル)
倉庫稼働:2016年8月1日