センコー、女流プロ棋士招き囲碁フェスティバル

ロジスティクスセンコーは28日、同社グループの交通安全研修施設「クレフィール湖東」（滋賀県東近江市）で「囲碁フェスティバル」を23日に開催したと発表した。

2006年にクレフィール湖東が開設10周年を迎えたことを記念し、「囲碁の普及を通じて地域文化活動促進を図る」ことを掲げて開始したもので、今回で10回目。

当日は7歳から91歳まで幅広い世代の参加者が集まり、見学者を含め150人が来場した。ゲストには吉原由香里六段をはじめ、井澤秋乃四段、種村小百合二段、中島美絵子二段の4人の女流プロ棋士による指導碁や、棋力別にリーグ戦を行うクラス別対局を行った。

指導碁では女流棋士1人につき一般の参加者4人が対局を挑む形で実施し、初心者から有段者まで48人がプロ棋士の指導対局を受け、対局ごとの重要な場面では大型スクリーンに投影し、プロ棋士らが持ち回りで解説を行った。

一方、クラス別対局では参加者の実力ごとに3つのクラスを設け、それぞれ16人でリーグ戦を行った。対局後は、女流プロ棋士によるトークショーやサイン本・サイン色紙が当たる抽選会も行われた。