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SGH財団、201件の応募から「がん研究助成」15件選定

2016年12月6日 (火)

環境・CSRSGH財団、201件の応募から「がん研究助成」15件選定SGホールディングスグループとかかわりの深い公益財団法人SGH財団は、このほど2016年度の「SGHがん研究助成」対象研究と「SGH特別賞・SGH看護特別賞」の受賞者を決定した。3日に助成金授与式と授賞式がウェスティン都ホテル京都で行われた。

16年度は全国の研究機関から応募があった総数201件の中から、国立病院機構九州がんセンター医師の井口友宏氏による「三次元ゲノム解析による肝内胆管癌の腫瘍内不均一性の解明と革新的創薬標的の網羅的探索」など15件に、それぞれ100万円、総額1500万円を助成することになった。

SGH特別賞は、国立病院機構京都医療センター院長の小西郁生氏と、東京大学医科学研究所ゲノム医科学分野教授で国立がん研究センターがんゲノミクス研究分野分野長の柴田龍弘氏の2人に、SGH看護特別賞はNPO法人マギーズ東京代表者の秋山正子氏と名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻基礎・臨床看護学講座教授の安藤詳子氏の2人にそれぞれ決定した。

SGH特別賞の受賞者に対しては、賞金500万円とあわせ栗和田榮一賞として彫刻家・笹戸千津子氏作のブロンズ像「希望」が、SGH看護特別賞受賞者には賞金100万円とあわせ栗和田榮一賞として笹戸氏作のブロンズ像「悠」がそれぞれに贈られた。

SGH財団は15年4月1日に旧佐川留学生奨学財団を母体として、一般財団法人佐川国際経済協力会、公益財団法人佐川がん研究振興財団を吸収合併し、同時に名称を公益財団法人SGH財団に変更し、新たにスタートしている。