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山下回漕店、志布志港で6号倉庫の運用開始

2017年5月9日 (火)
空白

ロジスティクスツネイシホールディングス傘下の山下回漕店(鹿児島県志布志市)は9日、志布志港若松地区の同社内に新たな物流拠点として山下6号倉庫を竣工し、4月7日から運用を開始したと発表した。

需要の拡大を見込んで倉庫面積900坪の大型倉庫を建設したもので、同社の富高四郎社長は「物流拠点にキャパシティがなければ市場増は見込めない。器が先か、貨物が先かは相関関係にあると考え、今回の投資に踏み切った。現在、志布志港の貨物は飼料が多いが、当社の社員は多な貨物の業務経験がある。幅広い知見を活かし、積極的に業務領域を拡大していきたい」と話す。

志布志港は国内に8港ある中核国際港湾のひとつとして発展した南九州地区の物流拠点で、沖合は環太平洋の国際海上コンテナルートとして利用され、大阪・東京・沖縄まで結ぶ内航フェリー網も充実している。

近年では南九州自動車道、都城志布志道路の整備事業が進められており、陸上アクセスのスピードアップによる志布志港の需要増を見据えて、臨海道路の拡充や臨海工業団地の整備が計画されている。

■施設概要
名称:山下回漕店山下6号倉庫
所在地:鹿児島県志布志市志布志町志布志3304-1
敷地面積:1万5000坪のうち倉庫面積900坪
建物構造:鉄骨造、平屋建(冷凍コンテナ用プラグ2個付)
延床面積:2963.51平米
着工:2016年11月
竣工:2017年4月7日