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常石造船、26日に6万トン級バルク進水式をライブ中継

2017年6月5日 (月)

荷主常石造船は5日、常石工場(広島県福山市)で26日に行う6万トン級バルクキャリアの進水式を、同日10時5分からインターネットでライブ中継すると発表した。

進水する船は、上部正面積を小さくしたタワー型・隅切り形状を適用した居住区、船首上部の流線形状と組み合わせ、風圧抵抗を低減する新技術「AEROLINE」を適用。

また船外の冷たい空気を直接取り入れることで主機の燃費を低減する「FAIS」(Fresh Air Intake System)を適用することで実海域での燃費性能を高めている。

5つの貨物倉を持ち、各貨物倉の倉口にはエンドフォールディングタイプのハッチカバーを装備。倉口サイズを極力大きくすることにより荷役効率を高めた。

貨物は穀類、石炭・鉄鉱石が積載可能で、鉄鉱石のような高比重貨物はナンバー1、3、5カーゴホールドに隔倉毎に積載可能。補機排熱回収ボイラー、バラスト水処理装置の搭載など環境への配慮を図っている。

■進水式ライブ中継ページ
http://www.ustream.tv/channel/Tsuneishi

■進水する船の概要
全長×船幅×深さ:200メートル×32.26メートル×18.6メートル
載荷重量トン数:6万3700トン
総トン数:3万6000トン
主機関:MAN-B&W 6S60ME-C8.2
航海速力:13.8ノット
船種:バルクキャリア