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▲進水式のイメージ（出所：常石造船）
荷主常石造船（広島県福山市）は、21日10時20分から5万トン級バルカーの進水式をインターネットでライブ中継する。
常石工場では2か月に1度、進水式を実施しており、今回進水するのは全長190メートルの5万7700メトリックトン型ばら積み貨物船。
同社のロングセラーブランドTESSシリーズのハンディマックスバルカー「TESS58」で、デッキクレーンを搭載するほか、ばら積み貨物に加えて鋼材なども搭載できる汎用性の高さが特徴。
小回りのきくハンディマックスサイズの中でも大型化を図り、5万8000トンの載貨重量を確保しながらも、波浪抵抗や風圧抵抗を低減する環境デバイスを備え、燃費を向上させることで運航採算性を高める。
進水式の所要時間は20分。常石造船では「日本の誇る造船技術を結集した船の、迫力ある進水式の模様をこの機会に見てほしい」としている。
■常石造船常石工場進水式ライブ中継
http://www.ustream.tv/channel/Tsuneishi
■進水する船の概要
全長×船幅×深さ：190m×32.26m×180m
載荷重量トン数：57610メトリックトン
総トン数：3万2600総トン
主機：MAN-B&W 6S50ME-C8.2
航海速力：14.5ノット
船種：バルクキャリア
馬力：8200キロワット
