DTC、AI活用しサプライチェーン計画策定支援

荷主デロイトトーマツコンサルティング合同会社（東京都千代田区）は8日、先端デジタル技術を活用した次世代のサプライチェーンを構築するサービスとして「Digital Supply Network（DSN） Platform」（デジタルサプライチェーンネットワーク・プラットフォーム）の提供を開始すると発表した。

機能を厳選し、短い開発期間単位でリスクを抑える開発手法を導入することで、低コストで短期間に消費財、電子部品、医療機器などの業種を対象に、デジタルサプライチェーンネットワークの構築を支援する。

DSNプラットフォームはAIを活用した需要予測からアロケーション作成までのサプライチェーン計画の策定、KPIなどの経営情報をビジュアル化してレポーティングする機能など、サプライチェーン計画（SCP）の策定に必要な機能を選定してパッケージ化した。

一般的なSCP業務改革パッケージ導入と比べ、SCM構想の始動速度を早めることができるほか、従来のスイートパッケージよりもIT投資・運用コストを削減することが可能。

また、同社はDSNプラットフォーム導入後のIT運用、データ分析を含めた運用保守サービスを通じ、適正在庫水準の維持などの効果創出を支援するとともに、部門内に閉じず、部門横断・サプライネットワーク全体でデータ活用を第三者として継続支援するサービスも提供する。

（画像の出所：デロイトトーマツコンサルティング合同会社）