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話題ヤマトホールディングスは21日、JTB、パナソニックと共同で、訪日外国人旅行者の国内手ぶら観光を支援するサービスの海外販売を開始し、国内でも同日から取次店の募集を始めたと発表した。
サービス名は「LUGGAGE-FREE TRAVEL」（ラゲージ・フリー・トラベル）で、訪日外国人旅行者の日本到着・周遊移動・帰国の際、日本語で送り状を手書きすることなく、大型手荷物を宿泊施設や空港まで配送することで、国内での手ぶら観光を支援する全国対応型サービス。
2020年に4000万人に到達すると予測されている訪日外国人旅行者向けの需要を取り込む。
▲サービスの概略図（出所：ジェイティービー、パナソニック、ヤマトホールディングス）
3社が16年9月1日から10月31日まで実証実験とアンケート調査を実施した結果、サービスの認知に対する課題があったものの、満足度や手続きの効率化などで評価があったことから、利便性向上のための開発やマーケティングなどを経て、販売開始に至った。
JTBの訪日外国人旅行者向けパッケージツアー「サンライズツアー」では、ラゲージ・フリー・トラベルサービスを組み込んだ周遊コースの販売を8月8日から段階的に開始しており、18年1月5日にサービス提供を開始する。
今後はサービス提供に向けた準備を整えつつ、「配送エリアの拡大とサービスレベルの向上を目指し、連携して取り組みを続けていく」としている。
