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バーレーン、2億ドルの合弁物流施設がオープン

2017年11月10日 (金)

拠点・施設バーレーン経済開発委員会(EDB)は9日、同国石油・ガス庁(NOGA)の事業部門であるNOGAホールディングとシュミットヘイルブロンの2社が新たな物流合弁施設として「シュミット・ロジスティクス・バーレーン」を開設したと発表した。

開設に要した費用は2億米ドル(226億円)で、間接的なものを含めて100人の雇用を創出する物流部門となる。施設はハリファビンサルマン港やバーレーン国際空港などの主要な物流インフラに近いバーレーンロジスティクスゾーンに立地し、とりわけ化学・石油化学物流市場で拡大しつつある業務をサポートする。

同国石油相でNOGAホールディングのアハメド・ビン・ハリファ・ハリファ会長は「新施設は地域の化学、石油化学産業に大きなプラスの影響を与え、湾岸協力会議(GCC)加盟国間のより迅速で容易な物資輸送を可能にする」と述べ、今後も運営をサポートし続ける考えを示した。

シュミットグループのトマス・シュミット最高経営責任者(CEO)兼マネジング・パートナーは「近隣諸国との強い輸送機関、卓越した物流インフラ、支援的な規制があるため、当初からサービスの重要な部分をバーレーンに置くことを選択した」と立地選定理由を説明した。