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丸全昭和運輸、同社関西地区初の3PL拠点完成

2013年9月27日 (金)
丸全昭和運輸初の関西の3PL拠点「堺倉庫営業所」

丸全昭和運輸初の関西の3PL拠点「堺倉庫営業所」

ロジスティクス丸全昭和運輸は26日、大阪府堺市で同社関西地区初の3PL拠点として「堺倉庫営業所」が完成したと発表した。10月1日から稼働を開始する。

施設は、両面プラットホームにドックレベラー6基を備え、輸出入貨物のバンニング・デバンニング作業が可能。一般倉庫に危険物倉庫3棟を併設し、一般倉庫の一部と危険物倉庫1棟には定温設備を備えた。

地震対策として基礎免震構造を採用し、地震の力を吸収して揺れを大幅に低減するほか、津波対策として敷地を盛土で高くし、大阪湾最低潮位からの高さ7m以上を確保。一般倉庫の屋上に太陽光パネルを設置し。倉庫棟の照明器具にLED照明を採用した。

大阪南港から10km、2年末再開予定の阪神高速4号湾岸線「三宝IC」から2kmの好立地で、14年の阪神高速大和川線開通により、大阪中心部を経ずに京都・名古屋・東京へアクセスできるようになる。

■堺倉庫営業所の概要
所在地:大阪府堺市堺区築港八幡町1-157
構造:鉄骨造4階建(免震構造)、平屋建3棟
敷地面積:2万5300m2(7653坪)
延床面積:3万9348m2(1万1902坪)
有効階高:6-7m
床荷重:1階2.5t/m2、2-4階1.8t/m2
設備:エレベーター5t3基、垂直搬送機2.1t6基、ドックレベラー1.2t6基、定温庫5-15℃、毒劇物保管庫、非常用自家発電