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7月のトラック輸送、特積み・一般が好調推移

2013年10月4日 (金)

アパレル国土交通省が4日、7月分のトラック輸送情報を発表した。

■特別積み合わせ貨物

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は588万6271トンで、季節調整後の前月比が3.5%増、前年同月比は7.4%増となった。

平均稼働日数は25.3日で、稼働1日当たりの輸送量は23万2659トンとなり、前月比10.3%増、前年同月比3.2%増と好調に推移した。

輸送トン数の推移(特積み貨物)

■宅配便
宅配便(調査対象17社)の取扱個数は3億3500万個で、季節調整後の前月比が2%減、前年同月比は2.1%増。

宅配便取扱個数の推移

宅配便取扱個数の推移

■品目・地域別輸送状況
調査対象25社の品目別輸送状況は、前月に比べて農水産品、繊維工業品を除いて増加したと回答する事業者が多く、要因としては工場・生産地からの貨物増が多く見られた。地域別では、関東から中国の範囲で増加したと回答する事業者が多かった。

前年同月比でみると、化学工業品、食料工業品、日用品で輸送量が増加したとする回答が多く、工場・生産地からの貨物増のほか、化学工業品で倉庫から出る貨物の増加がみられた。地域別では、化学工業品が関東から中国、食料工業品が愛知・大阪、日用品が関東で増加した、とする回答が多かった。

■一般貨物
全国の一般貨物トラック(調査対象1069社、回答者数806社)の輸送量は、前月比で8.5%増、前年同月比で5.2%増と堅調に推移した。すべての地域で前月・前年同月実績を上回った。