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完成後、韓国から西豪州沖合まで5600キロ曳航

国際帝石、イクシスLNG向けFPSOの組立て本格化

2014年2月19日 (水)

荷主国際帝石、イクシスLNG向けFPSOの組立て本格化国際石油開発帝石は19日、同社が操業主体(オペレーター)となっているイクシスLNGプロジェクトで、主要施設の沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)の本格的な組み立て作業を建造地の韓国オクポで開始した、と発表した。

FPSO船体の本格的な組み立て作業の開始を皮切りに、今後、プロジェクトに関連する主要設備の建造・建設が段階的に目に見える形で進んでいくこととなる。

FPSOは長さ336メートル、幅59メートルで、大型原油タンカーに匹敵する大きさ。イクシスガス・コンデンセート田から産出された天然ガスの一部を沖合生産・処理施設で分離処理し、生産されるコンデンセートを一時的に貯蔵するもの。100万バレル超の貯蔵能力を備え、貯蔵されたコンデンセートはFPSOから専用タンカーで出荷される。

建造を完了したFPSOは、韓国オクポから西豪州沖合のイクシスガス・コンデンセート田まで5600キロの距離を曳航され、水深250メートルの洋上に設置・係留される。