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ホタテ漁師から3台積み、次に狙うはトレーラー

2026年9月24日 (木)

ロジスティクス自動車輸送を手がけるゼロは18日、グループ会社のゼロ・プラス中部(名古屋市港区)でキャリアカードライバーとして働く24歳の渕本氏のキャリアを紹介した。前職は北海道のホタテ漁師で、2026年3月に入社。現在は名古屋カスタマーサービスセンターで3台積みキャリアカーに乗務し、将来のトレーラードライバーを目指している。

渕本氏は北海道で3年間ホタテ漁に従事していたが、愛知県への移住を機に転職を決意した。ホタテの荷揚げ場に出入りする大型トラックを目にする機会が多かったことから運送業に関心を持ち、転職前に大型免許とけん引免許を取得した。

▲渕本氏(出所:ゼロ)

一方、大型車の実務経験はほとんどなかった。免許があれば未経験でもトレーラーに乗務できる求人もあったが、「まずは大型トラックから慣れて、段階を踏んで経験を積みながら、技術を身につけたい」と考え、教育制度があるゼロを選んだという。

入社後は先輩ドライバーが同乗して実際の運行を指導したほか、神奈川県の平塚トレーニングセンターで、キャリアカーの操作や死角確認、車両の積み下ろしなどを学んだ。その後、独り立ち検定を経て単独乗務に移行し、現在まで無事故を続けている。

キャリアカーの仕事は、運転だけでなく車両の積み下ろしや納車先とのやり取りも含む。複数の納車先を回る際には、順序や時間を組み立てながら効率的な運行を考える必要もある。渕本氏は積極的に配車を希望しており、「頑張った分が給与に反映されるので、それが仕事のやりがいにもつながっている」と話す。

現在は3台積みから5台積みへのステップアップを目指し、その先には名古屋拠点で最年少のトレーラードライバーになる目標を置く。さらに将来は、メーカーの開発実験車や高級車などを運ぶ特殊輸送にも関心を示しており、「周囲から信頼され、重要な輸送も任せてもらえるドライバーになりたい」と話した。

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