
▲新工場完成イメージ(出所:豊田合成)
拠点・施設豊田合成(愛知県清須市)は24日、インド中西部のマハラシュトラ州ビドキン工業団地に自動車部品の新工場を建設すると発表した。主要顧客である日系自動車メーカーの生産能力拡大に対応する。投資額は約57億5800万インド・ルピーで、2029年前半の生産開始を予定する。
新工場はグループ会社の豊田合成サウスインディアの分工場として設け、豊田合成にとってインド8カ所目の拠点となる。敷地面積は約7万8400平方メートル、建屋面積は約2万9200平方メートル。30年時点で約570人の従業員を見込む。
生産品目はバンパーやインストルメントパネルなどの内外装部品、エアバッグやハンドルなどのセーフティシステム製品、樹脂フューエルフィラーパイプなど。大型電動樹脂成形機や高品質バンパー塗装工程、自動搬送機などを導入する。
生産工程では、金型などの段取り替えを自動化できる大型成形設備のほか、IoTやDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した生産管理システムを採用する。協働ロボットと、てこやバネなどの仕組みを利用する「からくり技術」を組み合わせた「賢い自動化工程」も取り入れ、投資コストを抑える。
インドでは従来から需要の高い小型車に加え、多目的スポーツ車(SUV)の人気も高まっており、自動車生産の拡大が進んでいる。豊田合成は同国を重点市場と位置付け、開発・生産体制の整備を進める。
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