ロジスティクスMVP Robotics(米国)は、山火事対策を想定した自律地上車両の実地評価で、大型モデル「M2P Heavy」による重量物の自律搬送を実証したと発表した。最大800ポンドの荷物を積載し、急勾配や起伏のある地形を自律走行した。
実証は、ジョージア州チャタフーチー・オコニー国有林のビーズリーノブ・オフハイウェイビークルトレイルで行われた「自律地上車両賞チャレンジ」で実施。山火事現場の物流に自律走行車両を活用できるかを評価する取り組みで、MVP Roboticsは最終候補企業として実地評価に参加した。
M2P Heavyは、自律航行に加え、指定した人物や車両を自動で追従するビジョンベースの機能を実証した。山火事対応では、水や道具などの物資をアクセスが難しい場所まで運ぶ用途を想定する。消防士の身体的負担や危険への曝露を減らすことを狙う。
同車両はMVP Roboticsが展開する自律走行型地上車両「M2P」シリーズの大型モデルで、シリーズには軽量、中型、大型の3種類がある。共通の自律走行基盤を採用しながら、車両の大きさや積載量、搭載する機器を変えることで用途に対応する。
同社は自律走行技術を既存の地上車両に追加する「SAGE自律走行キット」も展開。山火事対応以外では、防衛分野での物資補給や負傷者搬送、通信、センシングなどへの活用も想定している。
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