荷主出光興産(東京都千代田区)は28日、子会社のケミカルリサイクル・ジャパン(CRJ、東京都中央区)が生産した使用済みプラスチック由来のケミカルリサイクル油(CR油)を、出光興産の千葉事業所(千葉県市原市)で処理し、ナフサを製造したと発表した。パートナー企業からの使用済みプラスチックの調達、油化、石油精製装置での処理、ナフサ製造までをグループ内で一貫して行う供給体制を構築した。
CRJは市原事業所で、使用済みプラスチックを油化してCR油を生産する。出光興産はこのCR油を千葉事業所の既存の石油精製装置で処理した。製造したナフサは石油化学製品の原料となり、プラスチックなどに生まれ変わる。
CRJ市原事業所の油化ケミカルリサイクル設備は、ことし4月に商業運転を開始した。出光興産は6月に2号機の基本設計にも着手しており、1号機で得た知見を反映しながら改良を進める予定だ。
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