財務・人事キユーソー流通システムが3月31日に発表した、2013年12月-14年2月の3か月間の決算(第1四半期)は、コンビニエンスストアやチェーンストアなど流通業を得意先とする専用物流事業の既存取引の拡大により、5%の増収となった。
燃料調達単価・電気料金など物流コストの増加による影響を受けたものの、増収効果や業務の標準化、運送業務などの合理化改善が進捗し、営業利益は3.6倍増と大幅に改善した。
通期の業績見通しについては、「燃料調達単価・電気料金の上昇に加え、消費税率引上げに伴う景気の減速が懸念される」として、前11月期決算時に公表した売上高1445億円、営業利益26億円、最終利益12億5000万円を維持する。
[キユーソー流通システム]2014年11月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2014年11月期第1四半期 | 2013年11月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 35,756 | 34,067 | 5.0% |
営業利益 | 385 | 106 | 262.2% |
経常利益 | 401 | 183 | 119.4% |
当期純利益 | 199 | 25 | 679.2% |