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置き配と床下収納を直結、住宅内物流を自動化

2026年10月8日 (木)

(出所:ゼロキョリ)

ロジスティクスゼロキョリ(東京都千代田区)は8日、基礎高350ミリの住宅に対応するロボット床下収納「ENNOSHITA 350」を、11月18-20日に東京ビッグサイト(江東区)で開催されるジャパンホームショーで発表すると明らかにした。ロボットとエレベータが連携して荷物を運び、床下にしまう自動収納システムで、新築住宅だけでなく既存の建物への導入も想定している。

収納・取り出しを人が行わないため、高さが低くデッドスペースとなりがちな床下を収納スペースとして活用できる。収納ボックスとなる「パケット」は、2リットルのペットボトルが6本入る箱(宅配便80サイズ)を想定する。床下の収納スペースを6.75坪とした4人家族のモデルケースでは、64個のパケットを収納できる。

▲基礎高350ミリの住宅に対応するロボット床下収納「ENNOSHITA 350」(出所:ゼロキョリ)

パケットは、キッチンのカップボードなどに設けた取り出し口へ呼び出せる。食器や飲料、パスタ鍋など、かさばるものや使用頻度の低いものの保管に適している。居住空間に設けていた収納の一部を床下へ移すことで、パントリーを小さくしてキッチンを広くするなど、間取りの選択肢が広がるとしている。

同社は、荷物を「受け取る・運ぶ・しまう」住宅デバイスとしての発展も想定する。置き配用の受け取り口と組み合わせると、配達された荷物をロボットとエレベーターが床下へ搬送・収納し、受け取りから収納までが自動化される。将来的には、自動運転車両などによる配送と住宅内の収納をつなぎ、食品や飲料などの在庫管理や、必要なものの自動補充ができる住まいへの発展を目指す。

▲自動運転車両による自動置き配に備える住宅(出所:ゼロキョリ)

新築時にエレベーターの取り付けスペースやコンセント、大きめの点検口などを設けておくことで、改修して設備を追加する場合に比べ、導入時の工事やコストの軽減につながるとしている。同社が運営する住宅デバイス共創機構では、ハウスメーカーや工務店などとともに「住宅デバイス対応住宅」の普及を進めている。

13-16日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「CEATEC 2026」では、1/1サイズのロボット床下収納のデモを展示するほか、住宅の空間をロボットやAIで活用する「フィジカルスマートホーム」の考え方を紹介する。

▲CEATEC 2026で紹介する「フィジカルスマートホーム」の全体像(出所:ゼロキョリ)

ジャパンホームショーでは、ENNOSHITA 350をはじめとするロボット床下収納「ENNOSHITA」や、ロボット小屋裏収納「AOTENJO」などを紹介する。

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