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ゼロキョリ、置き配から収納まで住宅が自動搬送

2026年9月18日 (金)

▲ENNOSHITA搬送ロボット(出所:ゼロキョリ)

ロジスティクス住宅設備とロボティクスの融合を手がけるゼロキョリ(東京都千代田区)は18日、住宅そのものが荷物の受け取り、搬送、収納を担う「フィジカルスマートホーム」構想を発表した。10月13日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれる「CEATEC 2026」で、同構想と開発中の「ロボット床下収納-ENNOSHITA-」を披露する。

▲住宅デバイスを備えるフィジカルスマートホームのイメージ(出所:ゼロキョリ)

フィジカルスマートホームは、従来のスマートホームが家電制御や情報管理を中心としていたのに対し、住宅内でのモノそのものの移動を自動化する考え方。宅配荷物を住宅側で受け取り、必要な場所まで運んで収納するほか、将来はパントリーや防災備蓄の在庫管理、ゴミの屋外搬出などへの活用も想定する。

中核となるENNOSHITAは、床下を走行する搬送ロボット、屋外と床下、居住空間をつなぐエレベーター、荷物を収める標準化ユニット「パケット」で構成する。置き配された荷物を住宅内へ取り込み、床下を経由して指定場所まで搬送・保管する仕組みで、飲料や日用品など重量物を居住者が運ぶ負担の軽減を狙う。

▲置き配された荷物をエレベータから取り出すイメージ(出所:ゼロキョリ)

同社は、ラストワンマイル配送の人手不足や再配達削減を背景に、配送側だけでなく「受け取る側」の住宅にも物流機能を持たせる必要があるとみる。将来的には自動運転車両やドローンとの荷物受け渡し、住宅の収納空間を地域の保管・受け渡し拠点として活用する構想も掲げる。

CEATECでは、ENNOSHITAの搬送ロボットとエレベータを1/1サイズで初展示し、置き配された荷物を床下に収納するまでの一連の動作を実演する。住宅、物流サービス、ロボットを一体化した新たなラストワンマイル基盤として実用化を目指す。

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