ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住宅デバイス共創機構、洗面台組込式床下ELV公開

2025年3月13日 (木)

荷主住宅デバイス共創機構設立準備室(山梨県笛吹市)は12日、床下へ荷物を収納するエレベーターを洗面台のキャビネットに組み込んだA種デバイス(X-A3)を公開したと発表した。

▲自動配送ロボットによって届けられた荷物が床下に収納される様子(出所:住宅デバイス共創機構設立準備室)

同デバイスは洗面台に組み込んだエレベーターで、床下収納との荷物のやりとりを可能にするもの。床下を収納として活用するロボット床下収納では、荷物の出し入れを簡単に行うために床下エレベーターを用いる。「洗面台組込式床下エレベーター」は、その床下エレベーターを洗面台のキャビネットにビルトインしたA種デバイス。洗面台下の収納スペースは減るものの、床下の収納が利用できるようになるため、家全体の収納スペースが増加する。

また、自動配送ロボットポートと組み合わせると、自宅に届けられた荷物が自動で室内に引き込まれ、床下に収納される。自動で荷物が移動されるため、宅配ボックスが満杯になって荷物が受け取れなくなるといったことを防ぐ。床下エレベーターを住宅につける際に設置できる場所は限られるが、洗面台のキャビネットの中に組み込むことで新しいスペースを捻出しなくてもロボット床下収納を利用できる。

デバイスは開発スポンサーと共同で商品化を行うため、開発完了後一定期間は開発に携わったスポンサー事業者が半独占して販売を行う。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com