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国交省、エネルギー輸送ルートの多様化検討で初会合

2014年4月28日 (月)

行政・団体国土交通省は25日、「エネルギー輸送ルートの多様化への対応に関する検討会」の初会合を開催した。

検討会では、座長の野上副大臣が「東日本大震災以降、安定的かつ低廉なエネルギー調達は喫緊の課題であり、パナマ運河を経由した北米からのシェールガス輸送、ロシア北部から北極海航路を経由した資源輸送、オーストラリアからの液化水素輸送などが官民で推進されている。国交省としても、海運・船舶・船員の各分野から、海事産業の成長戦略として取り組んでいき、政府の成長戦略に反映させていきたい」と述べた。

続いて、副座長の中原政務官は「海運・造船などの分野でエネルギー輸送の多様化への対応方策を講じることにより、広く我が国経済・産業に貢献していきたい」と発言した。

今後は5月に関係者からのヒアリングを行い、次回の検討会で取り組むべき課題と方向性一定の整理を行うことにしている。