財務・人事第一中央汽船が4月30日に発表した前3月期決算は、最終損益が154億2900万円の赤字となった。過去の海難事故に絡む訴訟で損害賠償など1億6600万ドルなどの支払いを命じられたことに伴い、多額の特別損失を計上した。
外航海運部門で18.5%の増収を確保。部門損益は76億1100万円の赤字で、前の期の赤字額193億3600万円から120億円近く改善した。
今期は売上高は1732億円、営業利益64億円、最終利益32億円と黒字化を見込む。為替レートは1ドル100円、燃料油価格は1メトリックトンあたり670ドルを想定する。
[第一中央汽船]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期 | 2013年3月期 | 増減 | |
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売上高 | 165,155 | 140,451 | 17.6% |
営業利益 | -6,681 | -18,370 | - |
経常利益 | -8,584 | -18,563 | - |
当期純利益 | -15,429 | -31,983 | - |