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15年3月期決算

第一中央汽船、営業赤字が2倍増の132億円

2015年4月30日 (木)

ロジスティクス第一中央汽船が4月30日に発表した前3月期決算は、英国の訴訟第二審で勝訴したことを受けて訴訟損失引当金57億6300万円を戻入したほか、船隊規模の縮小を進めて売却益70億600万円を特別利益に計上し、最終損益は33億700万円の損失へと損失幅を120億円以上改善した。

しかし、市況の低迷を受けて売上高が7.8%の減収、営業損益は131億9000万円の赤字となり、赤字額が2倍近くに膨らんだ。

今期は売船や返船などによる船舶の減少と、連結子会社の売却などにより、売上高1300億円(14.6%減)、営業損失40億円、経常損失60億円、最終の純損失60億円を見込んでいる。

[第一中央汽船]2015年3月期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減 
売上高
152,267165,155-7.8%
営業利益
-13,190-6,681-
経常利益
-13,966-8,584-
当期純利益
-3,307-15,429-