財務・人事西日本鉄道が9日発表した前3月期決算のうち、国際航空フォワーディング事業を中心とする物流事業は営業利益が1.8%減少した。
円安の影響で円建ての売上高が9.5%の増収となったものの、実態としては荷主の海上輸送へのシフトで航空貨物の取扱量が減少。運賃単価の下落もあって、営業利益が伸び悩んだ。
今期の物流事業は売上高822億円(7.3%増)、営業利益26億円(49.9%増)を見込む。
[西日本鉄道(国際物流)]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期 | 2013年3月期 | 増減 | |
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売上高 | 76,595 | 69,243 | 10.6% |
営業利益 | 1,734 | 1,765 | -1.8% |