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NTN、メキシコで自動車用商品を量産、新工場着工

2014年5月15日 (木)

荷主NTNは15日、メキシコの新会社「NTNメキシコ製造」で、自動車用商品の量産を開始すると発表した。

新会社、現地生産体制を強化することで、メキシコ市場の需要増大に対応する。NTNは米国、カナダ、ブラジルに自動車用商品の製造拠点を構え、ハブベアリング、等速ジョイント(CVJ)を生産。メキシコでは、13年にNTNメキシコ製造を設立し、具体的な量産計画の検討を進めていた。

NTNメキシコ製造は当面、メキシコ国内のハブベアリング、CVJの需要に対応するが、将来的には自由貿易協定(FTA)などを活用し、北米全体への供給拠点として、リスク分散と生産負荷の平準化などを進める。

今月から建設工事に着工し、15年度から量産を開始する。従業員は当初100人程度でスタートし、17年度に300人まで段階的に増員する。売上高は18年度に200億円を計画している。

■新会社の概要
会社名:NTN MANUFACTURING DE MEXICO S.A. DE C.V.(NTNメキシコ製造)
事業内容:第3世代ハブベアリング、等速ジョイント(CVJ)の製造、販売
所在地:メキシコアグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス市ピラ工業団地
資本金:950万米ドル
出資比率:NTN95%、NTN USA5%
敷地面積:5万6000平方メートル
延床面積:1万1200平方メートル
従業員数300人