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NTN、北米にハブベアリング製造前工程の合弁会社

2010年12月24日 (金)

拠点・施設NTNは24日、高雄工業、アサヒフォージとともに、北米で自動車用第3世代ハブベアリングの製造前工程である鍛造・旋削・熱処理の一貫生産を行う合弁会社を設立する、と発表した。

 

新会社は高度な製造技術により、ハブベアリングのさらなる小型・軽量化を可能にし、自動車の燃費や乗り心地向上につなげる。また、前工程を一貫生産することでコスト競争力を強化し、小型化が進む自動車向け商品の収益性向上を図る。

 

将来的には、新会社で確立した独自の製造技術を欧州や中国など他の地域にも展開し、「等速ジョイントを含めた自動車向け足回り商品の高い競争力と、世界市場でのダントツの地位を確立していく」としている。

 

今月中に新会社を設立し、2011年6月に旋削・熱処理の生産開始、12年2月には鍛造生産を開始する。新会社への総投資額8400万米ドル(約70億円)で、生産工場は敷地面積約5万3500平方メートル、延床面積約2万平方メートルとする。