拠点・施設シービーアールイー(CBRE)は19日、日系企業向けに米国物流施設開発への投資機会を提供する「USインダストリアル・ベンチャー」(UIV)シリーズの3号プログラムを組成したと発表した。日鉄興和不動産と京阪神ビルディングが出資し、米国イリノイ州シカゴ近郊のプレインフィールドで、大規模物流施設「Plainfield Business Park, Phase II」の開発に参画する。
日鉄興和不動産にとっては、海外での物流施設開発として3件目となる。同社は2024年11月に同じくシカゴ・プレインフィールドで海外初の物流施設開発に取り組み、25年6月にはジョージア州アトランタ近郊のビュフォードで第2弾に参画していた。今回の計画地は第1弾案件の隣接地に位置し、同エリアでの開発を継続する形となる。
対象施設は、米デベロッパーのトラメル・クロー・カンパニー(TCC)が開発を担う。所在地はイリノイ州プレインフィールドの143rd Street周辺で、敷地面積は18万8300平方メートル、延床面積は7万3200平方メートル。鉄骨造・平屋建ての物流施設として、26年5月に着工し、27年6月の完成を予定する。

▲対象案件土地( 出所:シービーアールイー)
シカゴ都市圏は、州間高速道路、貨物鉄道、シカゴ・オヘア国際空港などの物流インフラが集積する米中西部の主要物流拠点で、物流ストック量は1億3000万平方メートルとされる。計画地はシカゴ中心業務地区から南西60キロに位置し、州間高速道路I55、I80へのアクセスが良い。CBREと日鉄興和不動産は、EC(電子商取引)や生活消費財の保管倉庫、配送センターとしての需要を見込む。
UIVは、CBREのインベストメントバンキング部門とアセットマネジメント部門が連携し、米国籍のリミテッド・パートナーシップを通じて投資する枠組み。CBREはアセットマネージャーとして、セクターや都市、立地の選定、案件デューデリジェンス、米国市場の商慣習や契約条件の説明、投資家向けの日本語レポーティングなどを担う。TCCは1948年設立のデベロッパーで、CBREグループ傘下に入り、物流・産業施設を含む不動産開発を米国や欧州で展開している。
日鉄興和不動産は国内で「LOGIFRONT」(ロジフロント)を旗艦ブランドに物流施設を開発・運営しており、国内では23案件を手がけている。今後は物流施設に加え、クレーン付き倉庫、危険物倉庫、冷凍冷蔵倉庫、R&D、産業支援施設、データセンターなど産業用不動産への展開も進める。
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