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マレーシア、タイ向けに「マツダCX-5」の量産を開始

マツダ、マレーシアで車両組立工場が完成

2014年5月16日 (金)

荷主マツダは16日、マレーシアケダ州クリムのイノコム社工場の敷地内で、マツダ車専用の車両組立工場が完成し、マレーシア、タイ向けに「マツダCX-5」の量産を開始したと発表した。

マツダはイノコム社に委託し、2011年1月から「Mazda3」(日本名マツダアクセラ)の生産を開始。13年3月からは、現地組立体制の強化策の一つとして建設したマツダ車専用の車体工場を稼働させ、「CX-5」の生産を行っている。

今回、量産を開始した車両組立工場は、マレーシアでの生産販売統括会社「マツダ・マレーシア」が車体工場と合わせて1億リンギット(30億円)を投資して建設したもの。両工場のマツダ車の年間生産能力は2万台で、14年中にはマレーシア向けの新型「Mazda3」の生産も開始される。

同社は「マツダ車専用の車体工場と車両組立工場が稼働するで、生産計画をより柔軟に管理するとともに、より厳格な品質管理が可能になる」としている。