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マツダ、マレーシアの現地組立体制を強化

2013年6月5日 (水)

荷主マツダは5日、マレーシアの生産販売統括会社「マツダ・マレーシア」が現地組立体制を強化するため、イノコム社所有のマツダ車専用車体工場を取得するとともに、車両組立工場を建設すると発表した。

マツダ車専用の車体工場は、「マツダ・マレーシア」が所有権を取得する前提で、イノコム社が同社敷地内(ケダ州クリム)に建設し、4月から操業している。マツダ・マレーシアが年内に所有権を取得することで、同社による生産計画や品質管理などを柔軟に対応・反映することが可能となる。

車両組立工場は、マツダ・マレーシアの工場として車体工場と同じ敷地内で5月下旬に着工しており、来年春に完成・稼働する。完成後は、イノコム社の工場で組み立てている「CX-5」を移管する計画。

これらの現地組立体制の強化に伴い、合わせて1億リンギット(30億円)を投資し、将来的には市場動向や生産車種の拡大などで、年間2万台規模の生産を目指す。