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日中省エネ環境ファンドに国際協力銀など出資

2014年5月27日 (火)

国際国際協力銀行(JBIC)は26日、中国で省エネ・環境保護分野を投資対象とするファンド「中日節能環保創業投資有限公司」と、このファンドの管理・運営を担う「中日節能環保創業投資管理有限公司」に最大1億5860万人民元(27億円相当)を出資すると発表した。

ファンドと管理会社は、国際協力銀行のほか、みずほ銀行、日揮、月島機械、中国輸出入銀行、中国側出資者で組成する。資産規模は最大10億元となる見込み。

2011年12月の日中首脳会談で調印された日中省エネ環境ファンド設立関連の覚書に基づいて協議が進められた結果、契約調印に至ったもので、省エネ・環境保護分野で日中両国企業の共同プロジェクトの実施などを通じ、日本企業が持つ高い環境技術の投資先事業への導入が進むことで、日本企業のビジネス機会の拡大につなげる狙い。

国際協力銀を含む日本側出資者は、シンガポールに設立された特別目的会社(SPC)を経由してファンドなどに出資する。