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ブラザー工業、海外拠点のCO2削減目標7年前倒しで達成

2014年5月29日 (木)

環境・CSRブラザー工業は28日、2013年度の海外生産拠点のCO2排出量を06年度比で27%削減し、20年度中期目標を7年前倒しで達成した、と発表した。

同社グループでは、99年に「ブラザーグループグローバル憲章」を制定。この中で、国連気候変動サミットが開催された09年、当時の先進国のCO2削減目標を参考に「20年度までに国内8事業所で90年度比30%削減(絶対値)、海外の生産拠点で06年度比20%削減(売上高原単位比)」を中期目標に掲げた。

生産拠点では、環境負荷削減に向けて環境にやさしい「エコファクトリー」を目指し、空調、動力、照明に対する省エネ活動を展開。具体的には、環境マネジメントの国際規格「ISO14001」の取得や、老朽化した空調機の高効率空冷インバーター式空調機への更新、自然光を利用した照明や省エネ性能に優れたLED電球の採用など、すべての生産拠点で、施策を推進している。

こうした取り組みにより、13年度は海外生産拠点でのCO2排出量を06年度比で26.9%削減することに成功し、中期目標の一つ「海外の生産拠点で06年度比20%削減(売上高原単位比)」を達成した。

また、「20年度までに国内8事業所で90年度比30%削減(絶対値)」という中期目標も、13年度時点で90年度比23.4%削減(絶対値)を計画通り達成している。