物流連、物流19社合同インターンシップを初開催

イベント日本物流団体連合会は6月1日、「第1回合同企業インターンシップ」に参加を希望する学生の募集を開始する。物流連がプログラム全体をコーディネートするが、業界団体がインターンシップで前面に立つことはこれまでほとんど例がなく、「全学年を対象とした学生への呼びかけ、契約関係の手続きや保険の加入」なども物流連が窓口で対応する。

このインターンシップは、学生に物流を広く理解してもらうことを目的に、9月8日から12日の5日間にわたり、会員企業19社と物流連が協力して開催するもので、初日と最終日で物流連が参加者全員を集めた合同のイベントを企画、中3日間で参加企業19社が、それぞれ希望する日数と人数で総勢100人程度の学生を受入れる、「業界をあげて取組む5日間完結型のプログラム」として実施する。

あらかじめ、参加企業の意向に添って複数コースを準備しておき、学生が希望する実習内容とのマッチングを図って振り分け、双方で求める内容に添ったメニューを提供する。

参加する学生は3日間を通して、普段目にすることがない物流現場の最前線を横断的に見学・体験し、物流業の重要性や先進性理解を深めることで職業意識を高める機会となる。

■インターンシップの概要
開催時期：9月8-12日（5日間）
募集人数：100人程度（大学生、大学院生、高専生、短大生、専門学生の全学年対象）
開催場所：海運クラブ（東京都千代田区平河町2-6-4）

■参加企業
上野トランステック、栗林商船、佐川急便、佐川グローバルロジスティクス、山九、商船三井、西濃運輸、東陽倉庫、トナミ運輸、ニチレイロジグループ本社、日通商事、日本貨物鉄道、日本通運、日本郵船、日本パレットレンタル、日本ロジテム、日立物流、丸運、ヤマト運輸