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神戸市中央区に本社

「阪神国際港湾」が10月1日発足、港湾運営会社を統合

2014年6月10日 (火)

行政・団体大阪市と神戸市は10日、特定港湾運営会社の大阪港埠頭と神戸港埠頭を10月1日付で経営統合し、新会社「阪神国際港湾」を発足させることで合意したと発表した。

国際コンテナ戦略港湾に指定されている阪神港(大阪・神戸港)で効率的なターミナル運営を実現するため、港湾運営会社を統合することでコンテナ埠頭などの運営を一体的に行い、阪神港への集貨施策や荷主、船会社への港湾利用促進(ポートセールス)活動を効果的に展開する。

阪神国際港湾への出資比率は1対1とし、神戸市中央区の神戸国際会館に本社を構える。

大阪市は「西日本の産業と国際物流を支えるゲートポート『阪神港』の機能強化に向け、神戸市とともに今後の統合会社によるさまざまな施策を支援し、国際コンテナ戦略港湾が目指す『北米・ヨーロッパを結ぶ基幹航路の維持・拡大』を図り、利用者にとってのコスト低減やサービス向上につなげられるよう取り組んでいく」としている。