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負債1億円の見込み、TDB調べ

鹿児島地裁加治木支部、錦江海運の特別清算開始を決定

2014年6月18日 (水)

M&A帝国データバンク(TDB)は18日、錦江海運(鹿児島県霧島市)が4日に鹿児島地裁加治木支部から特別清算開始決定を受けた、と発表した。

同社は1976年6月創業、84年1月に法人改組した港湾運送業者で、海洋土木工事業者の専属的な運営だったが、受注量の減少から近年の業況は停滞傾向にあった。資金的にも取引先からの支援を受けた運営が続き、余裕のない資金繰りとなり事業継続を断念し、3月30日開催の株主総会で解散を決議。債務整理を進めるなかで債権者の意向などもあり、今回の措置となった。

帝国データバンクでは、「負債は1億円が見込まれる」としている。