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加熱で発泡し耐火層形成、日本インシュレーションが開発

物流施設の鋼管柱耐火能力を高める塗料、今秋にも発売

2014年6月19日 (木)

サービス・商品物流施設の鋼管柱耐火能力を高める塗料、今秋にも発売日本インシュレーション(大阪市中央区)は18日、鋼管柱に1時間の耐火能力を付加する水系耐火塗料「タイカベール」を開発した、と発表した。

この耐火塗料は火災の加熱によって耐火塗料に含まれる発泡剤が発泡して断熱層を形成し、鋼管柱の温度上昇を抑制する耐火被覆材料。

物流施設や駐車場などで柱を「タイカベール」で、梁(はり)を「けい酸カルシウム系耐火・不燃建材」で耐火被覆することにより、両方の被覆材の特長を活かした資産価値の高い施設設計が可能になる、としている。

製品は既に過日耐火性能などの評価試験に合格しており、建築基準法に基づく耐火構造認定の取得準備も進めていることから、今秋にも発売できる見通し。