ロジスティクスヤマト運輸は22日、全国の主要都市へ翌朝9時までに配送する「S-PAT(スパット)9時便」の取り扱い開始を発表した。S-PATは、全国スピード配送商品を企画・販売しているエキスプレスネットワークの商品で、ヤマト運輸が新たに販売会社として取り扱うもの。28日から発売する。
これまで早い時間帯の配送を希望するユーザーは、翌朝10時までに届ける「宅急便タイムサービス」を提供してきたが、S-PAT9時便をサービスメニューに加えることで、書類やサンプル品などの緊急品輸送といった、ビジネスサイクルに合わせた「より早い時間帯」の配送ニーズに対応する。
配達エリアは全国の主要都市で、販売対象は依頼主・届け先ともに法人に限定。宅急便運賃への付加料金は60サイズがプラス400円、80サイズプラス700円、100サイズプラス1000円、120サイズプラス1300円、140サイズプラス1900円、160サイズプラス2500円――とする。