ヤマト運輸、宅急便新サイズ枠の取り扱いを開始

ロジスティクスヤマト運輸（東京都中央区）は4日、「宅急便」の新たなサイズ枠「180サイズ」「200サイズ」の取り扱いを開始した。コロナ禍により引き続き宅配需要が拡大する中、宅急便の対応サイズ枠を広げてサービスラインアップを再構築し、顧客サービスの向上につなげる。これに伴い、3日には規格外の荷物を扱う「ヤマト便」の荷受けを終了した。

▲30キロの米を集荷している様子（提供：ヤマト運輸）

ヤマト運輸はこれまで、宅急便の上限サイズを「160サイズ」とし、それ以上の荷物についてはヤマト便（3辺合計200センチまで、30キロまで）として取り扱ってきた。今後は大型サイズの荷物も、ヤマト便では対応していなかった「クロネコメンバーズ」の割引制度や送り状発行サービス、配達時の時間帯指定や宅急便センターでの受け取りサービスの対象となる。

新設した宅急便サイズ枠の概要は以下の通り。既存のサイズ枠については変更はない。

【180サイズ】3辺合計180センチメートル以内、重量30キログラムまで、税込料金2400円〜（現金支払いの場合）
【200サイズ】3辺合計200センチメートル以内、重量30キログラムまで、税込料金2840円〜