ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中村産業、千葉市に物効法認定の集約物流施設

2014年6月24日 (火)

拠点・施設関東運輸局は24日、建築資材輸送などを手掛ける中村産業(千葉市花見川区)から申請があった総合効率化計画を認定したと発表した。今年度の管内認定件数は3件目。

同社は現在、荷主の住宅メーカー、問屋から建築資材の輸送を請け負っているが、資材の輸送拠点が4か所に点在し、それぞれの拠点から千葉県内各方面の輸送先まで非効率な体制となっており、取引先からも環境負荷の低減や輸送時間の短縮が求められていた。

そこで、東関東自動車道千葉北ICから3キロの位置に新施設を整備し、点在する拠点を集約することで、保管・荷捌き・流通加工などの業務を一括して行えるようにし、入庫からの一貫輸送体制を確立、積載率の向上や輸送網の集約につなげる。

この取り組みによるCO2の削減量は560.58トンを見込んでおり、現行の拠点配置に比べて31.71%の減少を見込む。計画は3月19日に申請し、今月23日付で認定を受けた。