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食品メーカーの物流集約

渋沢倉庫、神奈川県愛川町に物効法認定の新拠点

2014年3月25日 (火)

フード関東運輸局は25日、物流総合効率化法に基づき、渋沢倉庫から申請があった総合効率化計画を認定したことを発表した。これにより、今年度の管内認定件数は9件となった。

渋沢倉庫は、総合効率化計画の認定を受け、神奈川県愛甲郡愛川町に1万4477平方メートルの物流施設を建設する。

同社では現在、荷主の工場で生産された食品を千葉県、神奈川県の問屋や大型スーパーの流通センターなどに大型トラックで配送しているが、食品の生産増加に伴い配送車両の集車不足や、配送時間の長時間化など物流品質の向上が課題となっていた。

そこで、圏央道相模原愛川ICから2キロ地点に新たな物流拠点を設け、グループ輸送会社と連携して工場から厚木倉庫間の輸送の大型化を図り、入庫から流通加工、出荷までの集約管理を行うことにしたもの。

この取組によるCO2の削減量は210.9トンを見込んでおり、現行に比べて18.8%減らす。計画は2月24日に申請し、今月19日付で認定を受けた。

■効率化計画のイメージ
渋沢倉庫、神奈川県愛川町に物効法認定の新拠点