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通販の伸び見込み輸入通関サービス開始

SGホールディングス、韓国・仁川空港地区に新倉庫開設

2014年6月25日 (水)

国際SGホールディングス、韓国・仁川空港地区に新倉庫開設SGホールディングスは25日、同社傘下で海外事業を統括する「SGホールディングス・グローバル」の韓国子会社「佐川グローバルロジスティクス・コリア」が、韓国・仁川国際空港の自由貿易地域物流団地内に新倉庫を開設し、輸入通関サービス事業を19日から開始した、と発表した。

日中韓の自由貿易協定(FTA)交渉が進む中、通販ビジネスの拡大で将来的にさらなる貨物の動きの活発化が予想されるとして、特に取り扱いが増加している海外からの越境通販貨物を成長分野と捉え、新倉庫を開設するとともに、韓国国内で通販輸入貨物の通関サービスを開始したもの。

当初は海外代理店から韓国向けに出荷する通販貨物(月間12万個程度)を中心に取り扱い、2015年度には月間取扱個数25万個を計画。

SGホールディングスグループでは、輸入通関施設開設によって「韓国で確実かつ競争力のある通販貨物の受け皿」を用意することで、日本、海外のグループ拠点とのネットワーク強化を図る。また、既存のクーリエ事業、一般航空貨物事業との相乗効果も見込む。

■新倉庫の概要
倉庫規模:1700平方メートル(倉庫1500平方メートル、事務所200平方メートル)
主な設備:X線検索機2台、実時間貨物判読システム、貨物自動仕分システム