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新日鉄住金、インド初の貨物線に熱処理レール出荷

2014年6月27日 (金)

荷主新日鉄住金は27日、インドのデリー・ムンバイ間貨物専用鉄道(DFC西線)向けに熱処理レールを12万6000トン受注し、今月からインドへの出荷を開始した、と発表した。

DFC西線は首都デリーから商業都市ムンバイの間、総延長1500キロの貨物専用鉄道を建設するインドの国家プロジェクトで、日印両政府が推進する「デリー-ムンバイ間産業大動脈(DMIC)構想」の根幹事業。

最初の工区となるインド北部ハリアナ州レワリと西部グジャラート州イクバルガー間の626キロ部分について、昨年春に双日がインドのラーセン&トゥーブロ社と共同でインド政府傘下のインド貨物専用鉄道公社(DFCCIL)から軌道敷設工事(円借款案件)を受注し、新日鉄住金のレールが採用された。

工事は13年夏に着工し、完工は17年夏の予定。また、レールは16年夏ごろまでに納入を完了する。