東名・新東名でトラックの車両火災急増、注意呼び掛け

国内中日本高速道路（NEXCO中日本）東京支社管内の高速道路上で、ことし6月までに車両火災が20件発生し、2013年の同じ時期に比べて2倍近くに増えていることを受け、NEXCO中日本と静岡県トラック協会が火災事故の予防対応を実施するよう、会員運送事業者に呼び掛けている。

協会によると、特に6月の1か月間だけでトラックが関係する車両火災が4件発生しており、自車の損害だけでなく、長時間の通行止めも引き起こし、同月の火災時には11時間を超える通行止めがあったとして、休憩後を含む車両出発時の点検実施など、車両火災を未然に防ぐための対応を実施するよう求めている。

14年上期に発生した車両火災20件のうち、大型車が関連するものは13件に上り、13年上期に比べて5件増えている。