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鴻池運輸、メコン地域で定温の定期トラック混載便開始

2014年7月16日 (水)

国際鴻池運輸、メコン地域で定温の定期トラック混載便開始鴻池運輸は8月1日から、ベトナム・ホーチミンからカンボジア・プノンペンを経由してタイ・バンコクを結ぶ南部経済回廊で、冷凍・冷蔵商品の定期トラック混載便「メコン・フード・エクスプレス」を開始する。サービス開始に伴い、海外33か所目の拠点としてプノンペンに現地法人「コウノイケアジア・カンボジア社」を同日付で開設する。

同社は食材などを365日、最適な温度管理で保管・配送を行う「定温物流サービス」の海外展開に注力しており、メコン・ベンガル地域(バングラデシュ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム)では、1993年に日系物流企業として初めてベトナム進出を果たした。

このエリアでは冷凍・冷蔵倉庫を3拠点保有し、ホーチミンとハノイ間で冷凍・冷蔵商品の定期混載輸送やタイ国内で定温共配輸送を行うなど、定温物流ネットワークを拡大。

今回のメコン・フード・エクスプレスでは、南部経済回廊で冷凍・冷蔵トラックを用い、商品に最適な温度で配送を行う。ベトナム、カンボジア間の相互通行ライセンスを取得しているため、越境時に別のトラックに積み替える必要がなく、輸送時間の短縮や積み替え時の外気温の影響を受けることなく配送することができるようになる。タイ、ベトナムに保有する冷凍・冷蔵倉庫3拠点と冷凍・冷蔵トラックで、商品に最適な温度で配送を行う。

今後は、ホーチミンからプノンペン、バンコクを経由し、ミャンマー・ヤンゴンにつなぐ陸路輸送ネットワークの開発など、グループ拠点との連携を拡大し、メコン地域で事業基盤の強化を図る。