行政・団体枝野幸男官房長官は16日午前11時過ぎに開いた記者会見で、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の被災地や首都圏などでガソリン、軽油、重油などの燃料の状況が悪化していることについて「最終的な輸送のラインがうまくいっていない部分を、改善するよう努力している」と述べた。
全国的な燃料供給については「今すぐにひっ迫している状況ではないが、現地にいろいろな所から送っていくプロセスにある」として、全国的な供給量自体は確保できているとの認識を示した上で、「燃料が届いていない地域への輸送を優先したい」として、国民に対して買いだめをしないよう、呼び掛けた。