ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

第一中央汽船、緊急避難の内航船がロシア船乗組員を救助

2011年3月16日 (水)

話題第一中央汽船は15日、グループの第一中央船舶が共同保有する内航セメント専用船硯海丸(けんかいまる、7477.3重量トン、4908総トン)が東北地方太平洋沖地震発生の翌日(12日)、大船渡港でロシア船乗組員を救助したと発表した。

硯海丸は11日、大船渡港で停泊中に地震に見舞われて緊急離岸、避難したが、翌12日午前5時頃、同港内で走錨座礁し避難用ボートで退避して参りたロシア船クリゾリトヴィ号の乗組員13人を救助、硯海丸に収容した。

1人は負傷しており、13日にヘリコプターで病院に移送、その後陸上に避難していた2人の乗組員を追加収容し、現在14人が硯海丸に避難中だという。硯海丸は現在、大船渡湾内で錨舶している。ロシア船代理店によると、クリゾリトヴィ号救援のためのサルベージ船がウラジオストックを出港し、16日夕刻大船渡港外に到着する予定。