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財務・人事AZ-COM丸和ホールディングス（HD）が5日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比11.4％増の1130億5400万円、営業利益が同40.2％増の60億6800万円、最終利益が40.2％増の39億9100万円と増収増益だった。3PLとEC（電子商取引）輸配送の拡大が業績を押し上げた。
主力の物流事業では、売上高が11.5％増の1115億1400万円と2桁成長。EC常温3PLが22.5％増とけん引し、ネット通販大手向け新センターの稼働や物量増が寄与した。低温食品3PLもスーパーマーケット向け物流の拡大で9.6％増、医薬・医療3PLはドラッグストア向けセンターの本格稼働などで14.1％増となった。EC常温輸配送も新規案件や幹線輸送の拡大により10.8％増を確保した。一方、ネットスーパー向けラストワンマイルは一部取引先の業務縮小で4.6％減だった。
利益面では新規センター開設費や統廃合コストの発生があったものの、稼働率上昇と料金改定、生産性改善の効果が上回り、物流事業の営業利益は24.1％増の59億1400万円と大幅増益となった。
そのほかの事業も、情報システム・BPO分野の案件拡大で売上高15億4000万円（10.5％増）、営業利益2億1300万円（10.6％増）と堅調だった。
通期業績は、売上高が前期比5.6％増の2200億円、営業利益が同8.6％増の119億円、最終利益が0.3％増の73億円を見込み、3PL分野の拡充と収益改善の継続を図る。
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