ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ヤマト、宅急便に当日配送と同一都道府県運賃を新設

2025年11月5日 (水)

ロジスティクスヤマト運輸は4日、11月11日から午前中に預かった荷物を当日中に届ける「宅急便当日配送サービス」を開始するとともに、同一都道府県内の荷物を対象にした新運賃区分を導入すると発表した。

当日配送サービスは、一部を除く全国の営業所で午前中に荷物を預かると、最短で当日14時以降に届ける仕組み。対象は「宅急便」「クール宅急便」「宅急便コンパクト」「宅急便コレクト」で、利用料金は通常運賃に550円(税込)を加算する。法人・個人を問わず利用でき、農水産品やサンプル品などの急ぎの納品や、個人のギフト配送などを想定。リードタイム短縮ニーズに対応し、当日中の確実な配送を実現する。

また、これまで地域別に設定していた運賃体系を見直し、同一都道府県内で発着する荷物を対象にした新料金を新設。たとえば東京都内で60サイズの荷物を送る場合、現行940円から790円へと引き下げられる。家庭菜園で収穫した野菜や果物の送付、地域イベントで使用する物品の輸送など、個人間の短距離配送需要を取り込む狙いだ。

ヤマト運輸は、EC(電子商取引)市場の拡大や即時配送ニーズの高まりを背景に、宅急便サービスの多様化を進めている。阿波誠一社長は「お客さまがより便利に荷物を送れる環境を整え、宅急便事業の持続的な強化を図る」とコメントしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。