調査・データ横浜税関は1日、横須賀港の2014年上半期の貿易概況を発表した。差引貿易額は前年同期比20.1%増となる666億4900万円で、輸出は微減、輸入は大幅な減少となった。
輸出は、13年上半期に大きく落ち込んでいた主要輸出品目の自動車が40%増(816億円)と回復したものの、船舶類の輸出額が低調で、全体的にはマイナス1.7ポイントとなった。
輸入は横須賀港の輸出入額全体のうち、9割超を占める主要3品目(自動車、魚介類、放射性元素)が軒並み低調であったことから、全体で36.2ポイントの大幅な減少となった。特に自動車は、数量、価格とも前年同期の半分程度となっている。