財務・人事ケイヒンが4日に発表した4-6月期決算は、倉庫事業が堅調に推移したほか輸出入・港湾作業の取り扱いが増加したことで増収増益となった。
国内物流事業は、流通加工業が5.4%の減収となったものの、倉庫業は大阪湾岸エリアで堺浜流通センター(堺市)を新設した効果などで倉庫保管・入出庫が増加し、3.9%の増収を確保。陸上運送は化学工業品や食料工業品の取扱い減で一般貨物輸送の取扱いが減少したが、配送件数が増え0.4%の増収。国際物流は国際運送取扱業、港湾作業がともに増収となった。
[ケイヒン]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 11,722 | 10,911 | 7.4% |
営業利益 | 471 | 308 | 53.1% |
経常利益 | 474 | 347 | 36.7% |
当期純利益 | 328 | 223 | 47.2% |